あらすじ
未来艦《アステリオン》は、ただの兵器ではなく「人類の選択を映す鏡」であり、存在そのものが物語の核です。日本の戦争回避を実現しながらも、欧州では戦火が広がり、ドイツとソ連の条約、米国の不参戦という歴史の必然が突きつけられる。アステリオンは未来を示すが、選ぶのは人類自身――その象徴的な立場が、物語全体を貫くテーマです。圧倒的な力を持ちながらも「平和を強制しない艦」として描かれることで、読者に問いかけます。「未来は変えられるのか、それとも人類の意思に委ねられるのか」。この存在意義こそが、作品の最大の魅力です。