あらすじ
高校へ入学し、少しずつ試合へ出させてもらえるようになった私。
ユニフォームをもらい、コートへ立てることが嬉しかった。
だけど試合ごとに、私のポジションは変わっていく。
ライト。
レフト。
ツーセッター。
色々任せてもらえることは嬉しい。
だけどその反面、私は少しずつ自分を見失っていった。
周りはどんどん上達していく。
なのに私は、また一からやり直しているような気持ちだった。
「ここが自分の武器だ」
そう言えるものが、私には何もない気がした。
誰にも弱音は吐けなかった。
周りからは順調に見えていたから。
だけど私はずっと苦しかった――。