あらすじ
あの日、私は“花宮るる”として死んだ。
スポットライトに照らされ、歓声を浴び、誰かの「憧れ」であり続けた人生。
その裏側で、私はずっと壊れかけていた。
――そして、刺された。
目を覚ました時には、そこは剣と魔法の異世界で。
今度こそ静かに生きようと思ったのに、気づけばまた歌って、踊って、舞台に立っていた。
だけど、前世とは少しだけ違う。
「君には、幸せになってほしいんだ」
そう言ってくれる人が、今度はちゃんと隣にいたから。
これは、一度“アイドル”として死んだ少女が、
異世界で歌姫となり、もう一度人生をやり直す物語。
そして――
“花宮るる”ではなく、“マリー”として幸せになるまでの物語。