あらすじ
工事現場の事故に巻き込まれた普通の女子高生・羽生妙子が目を覚ますと、そこは18世紀フランス王宮だった。
しかも転生先は――後に「悪役王妃」としてギロチンにかけられることで有名な、あのマリー・アントワネット。
「いやいやいや無理無理無理!!」
待っているのは、
風呂に入れない不衛生生活、
おまるを侍女に見守られる羞恥プレイ、
意味不明な宮廷マナー、
そして何より、未来に待つ処刑エンド。
生き残るためには革命を回避するしかない!
……はずなのだが。
本人は政治も経済もわからない、ただの乙女ゲーム脳な女子高生。
「クソリプはスルー」
「炎上しそうな相手は刺激しない」
「とりあえずそれっぽい名言を言う」
そんな現代SNSスキルだけで立ち回っていたら、なぜか周囲から「民衆に寄り添う聖女」「新時代の改革者」と盛大に勘違いされてしまう。
さらに、
冷徹財務官僚、
苦労人の病院関係者、
王宮を憎むゴシップ記者、
クセが強すぎる王族たちまで巻き込み、気づけば国家規模の大騒動に。
本人はただ、
「ギロチン怖い」
「王宮怖い」
「帰りたい」
だけなのに――。
これは、
歴史上最悪の悪役妃に転生した女子高生が、
ネット知識と勘違いだけで革命前夜を生き延びる、
勘違い宮廷コメディである。