あらすじ
数年前から、日本の理は少しだけ狂った。
一定の確率で空から雨が消え、代わりに淡いピンク色の花びらが降る怪現象――『桜雨』。それは、一部の一般人の内に眠る不思議な「能力」を引き出す恩恵をもたらした。
大都会の片隅に佇むガラス細工工房『清月工房』。そこは、知る人ぞ知る、どんな依頼でも受けるなんでも屋。
秋月楓はそんな清月工房に所属するハッカーだった。
桜雨によって、あるいは素の実力によって集まった様々なプロフェッショナル達。
これは、桜の降る日本で暮らす七人のお気楽で少し危険な日常の物語。