あらすじ

現代にダンジョンが出現して数十年。  世界中の冒険者が富と名声を求めて潜る中、園芸店員のハルトが授かったのは、戦闘力皆無のハズレスキル【プランター(家庭菜園)】だった。 ​ 「ダンジョンで野菜でも売る気か? 足手まといだ」 ​  所属していた大手ギルドから、前人未到の最凶デスゾーン『奈落の毒沼エリア』へと理不尽に追放されてしまったハルト。迫る死を前に、彼は「どうせ死ぬなら、最後に大好きな園芸をしよう」と、やけくそで毒沼のど真ん中に小さなプランターを設置し、ネギの苗を植えた――。 ​  しかし、ハルトは知らなかった。  彼の【プランター】スキルは、『どんな劣悪な環境も、作物が育つ最高級の肥沃な土壌へと【概念ごと強制上書き】する』というとんでもないチートスキルだったのだ! ​  ネギが根を張った瞬間、触れるものすべてを溶かす毒沼は、一瞬にして万病を癒やす清らかな聖水へと変化。  さらに、その神聖な土壌で育ったトマトやナスは、一口食べるだけで『全ステータスが永久に上昇する』という、神話級のエリクサー(神の果実)へと急成長を遂げてしまう。 ​ 「きゅ~ん……(お腹すいた)」  ​その美味すぎる匂いに釣られて集まってきたのは、世界を滅ぼすと恐れられる絶滅種の SSS級魔獣たち。しかし、ハルトの極上優しいを一口食べた瞬間、彼らはただの「おねだり上手なモフモフのペット」へと変貌し、ハルトを守る最強のボディーガードになってしまうのだった。 ​  当の本人は「ダンジョンの奥地って、静かで最高の栽培スポットだなあ」と、のんきに家庭菜園を満喫中。  一方で、ハルトを追放した元ギルドは、なぜか難攻不落のデスゾーンが『一大パワースポット&超高級リゾート地』に変貌しているのを目撃し、大パニックに陥ることになり――!? ​  これは、戦う気の全くない園芸職人が、美味しい野菜とモフモフたちに囲まれながら、自覚なしにダンジョンの生態系をひっくり返していく、最強のスローライフファンタジー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/05/25
  • 現在の作品『戦闘力ゼロの【プランター】スキルだけど、ダンジョンの最凶毒沼にネギ植えたら最高級の聖域が爆誕した 〜追放された園芸職人、絶滅種のモフモフ魔獣たちに囲まれて無自覚に神の野菜を育てる〜』