あらすじ

人と人が“調律”によって繋がる社会。 感情のずれも、会話の齟齬も、すでに過去のものになりつつあった。 学園では生徒たちが思考補助システム《CEPTOR》を導入し、互いの感覚や感情を同期させながら生活している。繋がることは当たり前で、分かり合えないことの方が異常だった。 だが鶉だけは、その輪にうまく入れない。 人工食品を身体が受け付けず、周囲と会話の速度も合わない。皆が自然に共有している“感覚”の中で、鶉だけが取り残されていく。 そんな彼に、青鸞は告げる。 「CEPTORは入れるな」 理由は教えてくれなかった。 それでも鶉は、この場所に馴染みたかった。 繋がることでしか生きられない社会で、同期できないまま他人と向き合おうとする彼らの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/25
  • 現在の作品ハルモニアの外側