あらすじ

――潮流は、嘘をつかない―― 広島県三原市で生まれ育ちながら、海が怖い。 高校一年生・石塚凪は、放課後の港で一人の少女に声をかけられる。 「お前、流れが読めるだろ」 そう言ったのは、三原東高校潮球部主将・宮本澪。 創部一年目、部員四人の小さな部活だった。 瀬戸内の海を舞台に、漂流する「潮核」を奪い合う水中競技——潮球。 声は届かない。視界もない。 相手の位置は、潮流とともに消える。 「怖い海が読めるなら、怖くない海も読める。それ以上の才能はないじゃろ」 瀬戸内の潮と共に生きる少女たちの、 見えない戦いが始まる。

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小説を読もう2026/05/25
  • 現在の作品潮球