あらすじ
人の優しさを無下にするとバチが当たる。
怒ったドラゴンが周りの友達や親を巻き込んで焼き尽くしに来る。
幼子に親が言い聞かせる際に引き合いに出す物語は過去の災害をベースとした創作では無い。
広大な国土と精強な騎士団を抱える列強国であったギーベピェーツ王国が滅亡に至った原因である大災害が知れ渡り、次第に物語として広く浸透していったものである。
では一体何が起きたのか。
仔細を知る者は少なく語ろうともしない。
当事者は深い眠りについて語る事が叶わない。
これは大国が滅亡して何世紀経とうとも途絶える事無く語り継がれ、後に『龍の怒り』と名付けられた惨劇の始まりを覗き見るものである。