あらすじ
現場常駐事務員として配属された、大規模建設現場。
男ばかりの環境で、気づけば私は
"ちょっと特別"な存在になっていた。
現場主任、先輩後輩、協力会社の人間まで。
誰かがいつも、私を気にかけてくれる。
そんな日々が、ずっと続くと思っていた。
――竣工後の、慰安旅行までは。
あの夜、少しだけ何かがズレて。
気づいた時にはもう、戻れなくなっていた。
誰かを選べばよかったのかもしれない。
ちゃんと、一人だけを。
でも、私はどれも手放せなかった。
だから、これは
一番モテてた頃の、最悪だった話。