あらすじ
名門退魔師一族の長女である琴子は、妖を滅する力を持たない「無能」として家族から虐げられていました。
ついには婚約破棄を言い渡され、恐ろしい霊山の生贄として追放されてしまいます。
冷たい雨の中、死を覚悟した彼女の前に現れたのは、隠世(かくりよ)を統べる恐ろしくも美しい大妖怪・九尾の狐の白夜でした。
命を奪われると思った琴子ですが、白夜は彼女を「唯一の番(つがい)」と呼び、甘く優しい言葉で自らの世界へと迎え入れます。
すべてを失った少女が、最強のあやかしからの極上の溺愛に包まれ、やがて真の幸せと隠されていた自らの価値を見出していく和風シンデレラストーリーです。