あらすじ
ベラドンナ公爵家で、何不自由なく甘やかされて育った幼い令嬢ヴィオラ。
しかしある日突然、王家へ嫁ぐための厳しい教育が始まり、優しかった大人たちは彼女へ冷たい態度を向けるようになる。
寂しさと戸惑いから問題ばかり起こしていたヴィオラだったが、兄ローレンスとの会話の中で、“勉強を頑張る代わりに対価を要求する”という結論へ辿り着く。
「将来わたくしが王家へ嫁いだら、お兄様にも良いことがありますでしょう? だったら、それが対価ですわ!」
幼い妹が口にした“出世払い”の約束。
それはやがて、王家に蔓延る腐敗と陰謀に立ち向かう、長い戦いの始まりだった。
これは、愛されるだけだった少女が、国を支える王妃となるまでの物語。
そして――そんな妹を、兄として、臣下として、最後まで見守り続けた男の回想録。
宝石の庭~私を過去にするのなら、私もあなたを過去にする~
毒花の夢~駒の私が、愛に溺れたあなたを終わりに導くまで~
上記で登場する王妃ヴィオラの幼少期にまつわるエピソードです。
どちらもお読みの上でこちらを読んでいただけると、より楽しめます。
5/25、コミックシーモア様から、『宝石の庭~私を過去にするのなら、私もあなたを過去にする~』が電子書籍として発売されます。
今回、それを記念して小話を書かせていただきました。
コミックシーモア作品情報
https://www.cmoa.jp/title/1101480733/