あらすじ
王妃主催のお茶会――
公爵令嬢ベアトリーチェは、婚約者である第二王子から突然偽物だと宣告される。
しかも“本物の婚約者”だと言われたのは、従姉妹のヴィクトリーチェだった。
周囲が騒然とする中、ベアトリーチェだけはいつも通り。
「紅茶のおかわりをいただけますか?」
成り代わり騒動の中でも優雅に紅茶を楽しみ、気づけば婚約破棄の誓約書まで完成していたベアトリーチェ。
そんな彼女に新たに用意された縁談相手は、“見目麗しいだけの堅物男”と噂される辺境侯爵家次期当主、ギルバート・ファルクナーだった。
しかし彼と従者ハンスのやり取りを見たベアトリーチェは、盛大な勘違いをしてしまい――
「お二人の恋路、邪魔いたしませんわ!」
趣味に全力を注いだ結果、気づけば趣味の範疇を超えていき――!?
これは、優雅でちょっとズレた勘違い令嬢が巻き起こす、辺境改革コメディ。