あらすじ
一人の身体に憑依させ、僕達二人の理想を叶える。彼らはこの関係を、憑依同盟と呼ぶ事にした。
小さな村で起きた大きな火事。村で暮らす少年レノンは逃げる最中、放火魔と思わしき男と遭遇してしまう。魔法の腕の差は歴然で、無力感の中、死を悟った。
その時、杖から声が聞こえてきて、少年は天才魔女を自称する少女の魂と出会う。レノンは一生を賭ける決意で魔女に身体を貸し、代わりに願いを託す。だが魔女は確信がないまま感覚だけで魔法を使ってしまいーー
僕の一人の身体に少年と少女と二つの魂がある状態になってしまったのであった。
ここはメイジステン帝国。魔法を使えるただ一つの民族メイジスが、他の二つの民族と全ての土地を支配して一千年を超える世界帝国だ。
そんな世界で少年は、憧れの守護騎士を目指して旅に出る。夢見る少年は多くの人と出会い、苦難があれど助け合いながら生きていく。その中で少年は理解する。
世界とは理想郷ではなく帝国なのだと。
そんな世界でも叶えたい理想があるのだとーー
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