あらすじ

公爵令嬢エリス・フォン・アシュベルトは、王太子レオンハルトの婚約者として五年間、王妃教育と公務をこなしてきた。 けれど王太子は、病弱な幼なじみリリアをいつも優先した。 夜会も、視察も、外交会議も。 そして、正式な婚約式の日でさえ。 婚約式当日、王太子が神殿に来なかったことで、エリスは決意する。 「王太子殿下の継続的な契約不履行により、本婚約の無効確認を申請いたします」 記録官、神官長、法務官、証人たちの前で、エリスは法に従って婚約を終わらせた。 その結果、王太子は王太子位を剥奪され、エリスは王宮法務局特別補佐官として招かれる。 これは、もう誰かの都合を待たないと決めた公爵令嬢が、婚約契約、持参金、貴族家の不正、虚偽の噂を、法と記録で正していく物語。 そして、彼女の能力を正しく見てくれる新王太子ユリウスと、少しずつ信頼と愛を育てていく物語でもある。 短編 『またあの子を優先するのですか? では、婚約式は私ひとりで終わらせます――王太子殿下、正式な記録はもう残しました』 の連載版です。 短編未読でも読めるように構成しています。

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小説を読もう2026/05/24
  • 現在の作品王太子に捨てられたのではありません。私が法で婚約を終わらせたのです――元婚約者の私、王宮法務局で第二王子に重用されています