あらすじ
食堂で働く十五歳のテナは、魔法使いに両親を見殺しにされて以来、魔法使いが大嫌いだ。
ある日市場に買い出しに向かったテナは、見知らぬ商人に箒を押しつけられる。
箒を持ち帰ったその日の夜、テナの元へ商人が現れた。
「おめでとうございまーす! なんとぉ! 君はっ、201人目の魔箒(まほう)使いに選ばれましたぁ!」
その箒は、持ち主を魔法使いにする『魔箒(まほうき)』だった。
テナは葛藤の末、自分と同じ思いをする人を減らし救いたいという思いで、大嫌いだった魔法使いになることを決意する。
しかし魔箒には、テナの知らない大きな秘密が眠っていた――。