あらすじ

単身赴任で新しい街に来た木原誠二は、通勤電車の窓から見える、住宅地の中の古い石段が気になっていた。 なんの変哲もない、ただの階段。 それなのに、なぜか毎朝目で追ってしまう。 週末、誠二はその石段を探しに行く。 上ってみても、特別なものは何もない。 それだけのはずだった。 けれど翌週から、誠二は会社帰りに一駅前で降り、その石段を通るようになる。 そして、上段に差しかかるたび、足元に奇妙な違和感を覚え始める。 ただの石段に、なぜ惹かれてしまったのか。 誠二はまだ、知らない。

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カクヨム
カクヨム2026/05/24
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