あらすじ
【あらすじ】
「もう一度、あの頃のように魂を燃やしたい!」
派遣SEの佐藤大輔は、5年間貯めた150万円を投じ、中古の特注アバター『ケイ素-炭素ハイブリッド型リザードマン(ジル)』を購入し、VR異世界へフルダイブした。
元値1500万円のプロトタイプ機。物理・魔法を無効化する文字通り「無敵の身体」――のはずが、稼働に必要な燃料は「魔晶石」のみという極悪燃費!ログイン直後に餓死しかけ、一撃受けるごとに維持費で財布がデッドロック(破産)しかけるポンコツ(?)機体だったのだ。
生き延びるため、前衛の「盾」として初陣へ向かうジル。
しかし、待っていたパーティーメンバーは、超高級アバターなのにやらかして前のパーティーを追放された上に設定ミスで語尾が「にゃ」になる猫獣人お嬢様ミュウと、男尊女卑の前衛からパーティーを追放されたエルフ精霊術師セレナ。そして、彼らを見守る元実業家でラガーマンの英国紳士レオン。
実はリアルで「遠縁の親戚一同」という奇妙な縁で結ばれた高級アバター軍団のなかで、150万の中古トカゲは、胃を痛めながら魔晶石をガリガリと噛み砕く!
勘違いと世知辛さが交錯する、凸凹親族パーティーの異世界システム防衛戦、ここに開幕!
(※裏設定として、このVR異世界には謎が隠されていますが、それはまた別のお話――)