あらすじ
魔王が討たれ、平和になったはずの王国。
しかし地方には、橋の通行税、若者の徴発、薬の横流し、救援物資の不正など、人間の手による腐敗が静かに広がっていた。
徳川光圀の記憶を持つ若き継承者ミツクニは、勇者家に伝わる聖印を携え、仲間たちとともに王国を巡る。
銀髪の騎士シルヴィア。
凄腕剣士スケイル。
怪力の大男カクタス。
食いしん坊の行商少女ハチ。
狐獣人のギン。
裏を知る情報屋ヤッシュ。
行く先々で悪を暴き、民の声を聞き、旅の仲間を増やしながら、ミツクニはやがて王都中枢に潜む大きな腐敗へ辿り着く。
権威とは、従わせるためにあるのではない。
民を安心して暮らさせるためにある。
異世界で始まる、若き水戸黄門の世直し道中。
この聖印が、腐った王国の闇を照らす。