あらすじ
異世界転生──それは本の向こう側の概念だった。今、この時までは。
やりたいことは沢山ある。何せ“魔法”なんてもの、前世ではただのおとぎ話だったのだから。今すぐにでも調べて試して検証して再現して、この未知に挑まずにはいられない。ああ、興奮しすぎて鼻血が出てしまった。失礼。恥ずかしいところを見せてしまったね。
だが、それら一つ一つを試していくには、問題も山積みである。目下最大の問題は、生活基盤を整えるところからだ。スタート地点は貧民街である。
ああ、それもまた面白い。最高だ。
君、僕を変態とは呼ばないでくれよ。