あらすじ
ウチのクラスの男子・島本くんが、最近引きこもりになった。
その理由は――ドッペルゲンガー。
なんでも彼、塾の帰り道に自分のドッペルゲンガーを見ちゃったんだって。
で、ほら、もう一人の自分を見たら、その人は死んじゃうとかって言うでしょ?
だから島本くん、めちゃくちゃショックを受けて、そのまま引きこもっちゃったみたい。
そんなある日――私・時田 美波は、担任の矢尻先生に呼ばれる。
「ウチのクラスにいる引きこもりを、迎えに行ってあげてほしい」
それが矢尻先生からの依頼。
しかもその子、ドッペルゲンガー欠席じゃなくて、まったくの別件。
つまり、フツーの引きこもり(フツーの引きこもりって、何?)。
頼まれたらイヤと言えない私は、翌日その子を迎えに行く。
で、その子と会ったんだけど――彼女、モデルさんみたいなめちゃくちゃ美少女――なのですが――どっからどう見てもアレだったんだ。
アレって、わかる?
そう。アレだよ、アレ。
だってその子、着てるワンピが完全に裏返しなんだもん。
おまけに彼女の家、屋根がないんだ。
今どき屋根がない家って、ありえなくない?
学校に向かった私とその引きこもり美少女・染川 理央は、いきなり校舎前で大パニックを目撃する。
現場にはなぜかドッペル欠席中の島本くんがいて、理央を見るとめっちゃ逃走!
一体どうなってるの? と思ったけど、私は校内を爆走していく二人を追っていく。
そして二人が対峙する屋上で私が見たものは――なんだかありえないほど、意味わかんない光景だった。
めくるめくアレ、なんじゃそりゃあなオカルト、様々な事件に巻き込まれていく私は、やがてこの町全体をおおう恐ろしい計画を知る。
って言うか、私のまわり、ミョーな人ばっかなんですけど?
フツー、小五女子が、こんな状況におちいります?
そんなわけでこの物語は、ウルトラ・スーパー・デラックス・オカルト・アクション小説なのれす!
(『れす』って何だ?)