あらすじ
「俺がお前たちの言う“ご老公”、徳川光圀だ」
三ツ葉グループ。
銀行、重工、建設、エレクトロニクスなどを擁する国内有数の巨大企業。
そのグループ企業“三ツ葉エレクトロニクス”で働く冴えない平社員・水戸邦光は、次世代ゲーム機『ゲーム・ステーション』開発プロジェクトへ参加することになる。
しかし社内での評価は最悪。
「無能」
「役立たず」
「お情け採用」
そう馬鹿にされながらも、水戸は半導体調達、広告費増額、サードパーティー参入など、プロジェクト最大の難題を次々と解決していく。
だが、その功績は全てエリート部長・今川に奪われてしまう。
さらに恋人だった水野愛子までもが水戸を切り捨て、祝賀会の壇上で今川との婚約を発表。
罵倒、嘲笑、裏切り。
しかし誰も知らなかった。
無能な平社員だと思われていた男の正体が、三ツ葉グループを裏から支配する絶対権力者、“ご老公”徳川光圀であることを――。
そして祝賀会は、“処刑場”へ変わる。
功績横取り。
社内政治。
横領。
裏切り。
全てを見抜いていた男による、痛快逆転劇。