あらすじ
新人編集者・小日向春香(こひなた はるか)が配属されたのは、「冷静・冷徹・冷酷無慈悲」と噂される上司・氷室冬馬(ひむろ とうま)のいる編集部だった。
でも春香は、彼が怖くない。高校時代、図書室で本を読み合った、あの先輩だから。
周りが震え上がる中、春香にだけ甘い冬馬先輩。プリンの差し入れ、帰り道の送り迎え、さりげない気遣い——でも春香は気づかない。それが全部、ずっと続いていた「渇望」の形だということに。
仕事で本物の信頼を築きながら、少しずつ縮まっていく距離。不器用な先輩と天然な後輩が紡ぐ、じれったくて温かいオフィスラブ。