あらすじ

怪物《レイス》との戦争が続く世界。 前線で英雄たちが戦う裏側で、帰れなくなった人々を帰す部隊があった。 ――《帰還誘導兵》。 候補生カナタが配属されたのは、白線を引き、避難列を導き、崩れた車列を繋ぎ、人を「帰す」ための部隊だった。 白い吹雪の雪原。 崩壊する前線。 通信の途絶えた避難列。 増え続ける怪物。 夏の大規模撤退。 小さな工夫と積み重ねを武器に、カナタたちは帰る場所を守り続ける。 だが戦況は悪化し、やがて彼ら自身も拠点を捨てる日を迎える。 帰る場所を失った人々と、帰る場所を作る人々。 これは――戦うためではなく、帰すために進む部隊の戦記。 カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。

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小説を読もう2026/05/23
  • 現在の作品帰還誘導兵 ― その列の先に、帰る場所