あらすじ
大学2年生の佐藤智花は、家庭教師のアルバイトをしている。そのうち1つが一番の楽しみ。小学5年生の女の子を担当しているのだが、そこのお兄ちゃんがものすごくかっこいいのだ。
黒髪眼鏡で高身長の強面イケメン。理系で大学院進学予定の高学歴でもあるが、見た目のレベルに反して無口で無表情で、ついでに目つきも悪い。もちろん愛想もないが、智花にも最低限の挨拶はしてくれるので嫌われているわけではなさそう。
なにより5年生の妹ちゃんはお兄ちゃんが大好き。妹の前でも特にニコニコしたりはしないが、妹は気にせず慕っている様子から、それが素であること、別に不機嫌なわけはないことがわかる。親が外出中のときは、途中でお茶菓子を持ってきてくれたり、と、意外と面倒見がいいこともわかっている。
まともに会話をしたことはないが、体温低い系の爬虫類のようなそのお兄ちゃんを見るのが、智花の密かな楽しみになっている。
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