あらすじ
漢王朝末期。
黄巾賊が各地で蜂起し、地方は荒れ果てていた。
流浪の女武者・|関優《かんう》|雲蝶《うんちょう》は、幽州|涿《たく》県で奇妙な男と出会う。
劉玄徳──。
自らを中山王の末裔と名乗り、天下を取ると笑う男。
法螺吹き──。
山師──。
だがその男は、誰よりも早く乱世の到来を見抜いていた。
賊に襲われた村。
逃げ惑う民。
役に立たぬ官軍。
そんな時代の中で、玄徳は豪傑たちを集め始める。
長刀を振るう美丈夫・雲蝶。
暴れ回る怪力娘・|蝶飛《ちょうひ》。
奇妙な連弩を操る小柄な女・|簡遙《かんよう》。
そして、そんな女傑たちを次々と従えていく、人たらしの英雄・玄徳。
これは、関羽も張飛も女になってしまった乱世で、人たらしの劉玄徳が、女傑たちを口説き集めながら天下へ挑む三國志である。