あらすじ
2006年6月。最強の祓い師である橘千宗と、女子大生の木花咲耶が行方不明となってから半年。
小早川探偵事務所の所長・小早川樹は、守るべき仲間を失った後悔と己の不甲斐なさから、深い失意の底に沈んでいた。
仕事も手につかず、藻岩遠理神社で懺悔のような祝詞を唱えるだけの日々。
しかしある日、そんな彼の前に神社の主神である『火遠理命(ほおりのみこと)』が言葉を降ろす。
それは、戦う力を持たない樹へ与えられる『呪具』の加護と、行方不明となった二人にまつわる衝撃的な神託だった。
「失敗や後悔はしても良い、だが歩みは止めるな」
少し人間臭くもおせっかいな神様からの言葉に背中を押され、樹は探偵として、大人として再び立ち上がる決意をする。
――これは『寺生まれの橘くんと女子大生の木花さん』が迎えた悲劇の果てから続く物語。
※AI補助では完成原稿を読み込ませて、誤字脱字のチェックと推敲のアドバイスを行ってもらっています。