あらすじ
この物語は、小さな子どもが仲間たちとほのぼのと、おふとんでうにうにする物語です。
異世界に転生した少年ユウト。
彼が授かったチート能力は――「おふとん召喚」。
どこでも、いつでも、ふかふかのおふとんを呼び出せるだけのもの。
だけど、そのおふとんには、不思議な力がある。眠るだけで身体を癒やし、近くの敵をなぜか弱らせ、味方をぽかぽかに強化してしまう“究極の安眠空間”。
本人はただ、寝たいだけ。
ただ、うにうにしたいだけ。
気づけば村の子どもたちや幼なじみのリサ、白い子犬のわんわんまで巻き込みながら、森や川や畑で次々と小さな“事件”が起きていく。
白いふわふわの森の動物たち、秘密基地の大きな木、そしてときどき現れるちょっと変わった人々。
どれもこれも、ほんの小さな出来事のはずなのに――なぜか全部、おふとんの上で丸く収まってしまう。
これは、世界を救う勇者でも、魔王を倒す英雄でもない。
ただ「よく寝たいだけの少年」が、ゆるやかに世界を巻き込みながら、今日も平和にうにうにする物語。