あらすじ
ここは、五聖獣と母なる聖樹の加護によって調律された世界。
騎士と魔導の大国セプティム。
セプティム騎導アカデミーに入学した少年フィオル・ストラティは、誰もが授かるはずの加護を持たない“加護なし”として、教官や同級生から虐げられていた。
それでも彼は、誰かを憎むことより、守ることを願い続ける。
幼馴染のロイ、自分と似た性格のミリオ、そして生徒を守ろうとする教官イリス。
彼らとの出会いの中で、フィオルの中に眠る謎の力が少しずつ目覚めていく。
一方、世界にはかつての災厄の影が再び迫っていた。
失われた古代文字。
存在しないはずの蒼い光。
隠された血筋と、語られなかった世界の真実。
これは、孤独な空を見上げた少年が、絶望の中から希望を探し出す物語。