あらすじ
『もしも台湾が日本だったら』
1945年――
戦後、日本政府は台湾を手放さず、
「台湾県」の制定を宣言した。
それから数十年。
台湾は“日本の南の県”として発展し、
台湾と日本が混ざり合う、独特な文化を築いていた。
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高校一年の春。
東京から台湾県台北市へ引っ越してきた少女、
冬城小雪(ふゆしろ・こゆき)。
湿った空気。
スクーターの音。
四月から始まる水泳授業。
本土とは少し違う“台湾県の日常”に戸惑う小雪の前に現れたのは、
日に焼けた水泳部の少女、林渚(りん・なぎさ)だった。
「えっ、東京!?」
「渋谷っていっつもたくさん人がいるの!?」
「東京も雪積もる!?」
東京に憧れる渚と、
台湾に戸惑う小雪。
これは、
“もしも”の日本で始まる、
二人の高校生活の物語。