あらすじ
佐野葵(さの あおい)は、虚祝(うろはふり)と呼ばれる霊能力者。ナナシノウロと呼称する怪異を退治するため、銀狐の妖の青年・マサキとビジネスツガイ契約を結んでいる。
だが、軽佻浮薄な葵に対し、気難しく短気なマサキは口を開けば喧嘩ごし。それを葵が適当にいなすものだから、余計に怒らせるという悪循環な関係性を築きあげてしまっていた。
しかし、仲が悪いとはいえ、一度契約を結んでしまった以上、一年間はツガイでいなければならない。ふたりは、新宿に現れた〈一本足〉と名付けられたナナシノウロの退治に向かうが――……。
繋がりは、たった紙切れ一枚だけ。ビジネスツガイ契約を結んだふたりが紡ぐ、バディブロマンス現代和風ファンタジー。