あらすじ

悪役令嬢ローゼマリーは、断罪より睡眠を優先する。 王子に興味はない。 聖女にも興味はない。 陰謀も破滅フラグも、起きて対応するには面倒すぎた。 だから彼女は、自分では動かない。 断罪の予告状も、聖女の涙も、流通妨害も、寝室への侵入も、奇跡の演出も。 面倒ごとが来るたびに、近くにいる「有能そうな人間」へ丸投げする。 書類偽造が得意な侍女。 観察眼だけ異様に鋭い護衛。 干からびかけた流通商人。 枕の高さまで守る侍女長。 不眠で光に敏感な魔法教師。 ローゼマリーは、彼らへ寝ぼけ声でこう言うだけ。 「あなた、それ得意でしょう。代わりに片づけておいて」 すると、押しつけられた側はなぜか覚醒。 給料と権限を与えられた有能たちが勝手に働き、王子派の陰謀は想定以上に潰れていく。 やがて正式な断罪式まで用意されるが、その頃にはもう、ローゼマリー本人が出る必要すらなくなっていた。 これは、一歩も動きたくない悪役令嬢が、人材だけで王子派を片づけ、ようやく安眠を取り戻す物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/22
  • 現在の作品悪役令嬢はベッドから出たくない~断罪ですか? そこのあなた、代わりに片づけておいて~