あらすじ
結婚二年目、地元の土建業を営む優しい夫・直樹との生活に不満はない。 でも、子どももいない私は、気分は独身のままだ。
平日の昼下がり、イオンの駐車場で声をかけてきたのは、23歳のやんちゃな美容師の卵・翔太。
「お茶だけだから」 そう自分に言い訳をしながら、私は翔太の転がす黒い大型トラックへと乗り込んでしまう。 刺激的な言葉、ラブホテルのカメラ、自宅から送るマスク姿の秘密の動画――。 忘れていた「女としての全能感」が、黒ストッキングの脚元から私を狂わせていく。
――これが、引き返せない地獄へのランウェイだとも知らずに。