あらすじ

エルフ それは、精霊に愛された種族。 火の精霊に愛されれば炎を操り。 水の精霊に愛されれば癒しを授かる。 森に住むエルフ達は皆、生まれた時から精霊の祝福を受けていた。 …ただ一人を除いて。   少女の名は、リシェル。 銀髪翠眼の美しいエルフでありながら、彼女には精霊の声が一切聞こえなかった。 精霊魔法は使えず。 精霊達からの加護も無い。 エルフ社会では、それは致命的欠陥だった。 「穢れ子」 「精霊に嫌われた娘」 「耳だけエルフ」 そう呼ばれ、森の村で孤立して育った。   けれど ある日、瀕死の人間の青年を拾ったことで、彼女の運命は変わる。   「…あれ? 君の周り、精霊だらけだけど?」 「…え?」   リシェルには見えなかった。 だが本当は。 彼女の周囲には、常識外れの数の上位精霊達が集まりすぎていたのだ。 普通のエルフでは耐えきれないほどに。   これは… 愛が届かなかったのではなく、 愛されすぎて聞こえなかったエルフの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/22
  • 現在の作品精霊からの愛が届かないエルフさん