あらすじ

神域。 たまゆらと魂の調べが交錯する神々の斎庭。 幼い二人の邂逅は、後に国を揺るがす物語の起点となる。 だが彼女たちはまだそれを知らない。 神々の欠片──精霊たちと交感する少女・瀬織は、 “たまゆら”と呼ばれる存在を感受する力ゆえに、 常に孤独だった。 ある日、 その静謐な神域に、 太陽のように明るい少女・莉緒が現れる。 見えるはずのないものを“見てしまう”少女。 魂の調べが瀬織と同質の少女。 この出会いが、二人の運命を決定的に変える。 邂逅の翌朝、莉緒は約束の場所へ全力で駆ける。 瀬織の「たからもの」である雪うさぎの神使・イセポとの邂逅は、 三つの魂を静かに結びつけた。 だが、静謐なはずの神域に“悪意”が侵入する。 幼い二人は初めて“世界の影”に触れ、 莉緒は守れなかった悔しさに涙し、 瀬織は初めて“同志”を得た歓喜に震える。 この日、 幼い莉緒の胸に芽生えたのは、 後に彼女を導く“義”という名の力だった。 これは、 魂が触れ合った瞬間から始まる、 幼き志士たちの紡ぐ救国伝奇の序章である。

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カクヨム
カクヨム2026/05/22
  • 現在の作品玉響-たまゆら-庵の記