あらすじ
要素:ハピエン、独占欲、孤独、二人だけの平和な日常
【深手を負った暗殺者 × 命を愛するお人好し薬師】
瀕死の暗殺者・アルヴィスが目を覚ますと、そこは見知らぬボロ家。 傍らにいたのは、自分を手当てする貧相で呑気な東洋の薬師・ユクだった。
いつ喉を掻き切られるかわからない状況で、ユクはあまりにも無警戒。 泥のような苦い薬を飲ませ、「がんばったご褒美」と笑って飴玉を寄越す。代金すら受け取ろうとしないユクに、アルヴィスの調子は狂いっぱなし。
「気に入らねえ。いつか騙されて野垂れ死ぬのがオチだ、お前みたいな奴は」
そう吐き捨てて突き放しても、ユクはふわりと懐に入り込み、冷え切った身体に体温を分け与えてくる。
ついに根負けしたアルヴィスは、ユクの「番犬」として居着くことになるが……?
噛み合わない二人が、ゆっくりと、けれど確かに『家族』になっていくお話。