あらすじ
進路希望調査票の第一希望欄に、風野由菜は堂々とこう書いた。
バカリバ。
もちろん、大学名でも職業名でもない。
本人にもまだ、うまく説明できない。
けれど、進路希望を空欄で出すよりは、ずっと本音だった。
由菜は、保育園の頃に見たお笑い番組『おバカ姫様、ちょっとタンマ』に人生を救われた女子高生。
彼女は今日も、ちゃんとしすぎた教室で、なんかやばいことをする。
進路を書けずに固まっていた羽白つばさの机に、由菜の紙飛行機が落ちた時、少しだけ物語が動き出す。
笑えない時があるのは分かっている。
でも、笑いたい気持ちまで無かったことにはしたくない。
これは、くだらないものに救われた女子高生が、「おバカに生きる自由」を探していく、恋愛なしの青春ラノベ。