あらすじ
「フラニー、聞いておくれ!僕はまた“運命の人”と出会ってしまったんだ!」
学園のテラスで、公爵令息ジョフロワは婚約者の侯爵令嬢フランシーヌに向かって叫んだ。まるで恋に心踊らせる初心な少年のように。
友人達は憤り、フランシーヌを嘲る者達が笑う中、当人は平然とした様子で「あらあら」と微笑むだけ。
学園中いくら探しても、彼の言う“運命の人”が見付からないせいか、「フランシーヌの気を引くための作り話では?」とまで噂され始める。
けれどある日、ついにジョフロワが“運命の人”として、学園の子爵令嬢の名を挙げてしまい――?
1作1万文字以内の短編シリーズ:恋落ち目撃シリーズ2作目。
目撃したそれは、はたして“恋”?
恋めいた表情、勘違い、執着、誰かの悪意……?
さて、今回は何によって物語が動き出すのか。
どうぞ、この一幕の結末をご覧ください。
※世界観は話ごとで全て異なるため、この物語だけでお楽しみいただけます。