あらすじ

競売で古家を買った黒瀬亮平。 中を確認していると、奥の和室にある襖が、異世界の潰れかけた宿につながっていた。 スマホも本も工具箱も通らない。 持ち込めるのは、ポケットに入る小さな物だけ。 しかし亮平には、建物に触れると“建物の声”が聞こえる力があった。 聞こえるのは、痛み、原因、そして過去の記憶。 直し方まではわからない。 現実世界の職人に知恵を借り、異世界の職人や町の人々と手を組み、亮平は潰れかけた宿「月兎亭」の再建に挑む。 これは、壊れた建物と、居場所を失った人々を少しずつ立て直していく異世界再建譚。

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カクヨム2026/05/22
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