あらすじ
ブラック企業でボロ雑巾のように使い潰され、過労死した蓮(れん)。
彼が転生したのは、異世界の没落貴族**「レナート・フォン・アステリア」**だった。
「二度と働かない。俺は、ベッドの上で泥のように眠るんだ」
前世の工程管理知識を「魔法」にプログラムとして組み込み、指一本動かさず最高級の作物が実る「全自動農園」を完成させたレン。
念願のニート生活……もといスローライフを満喫する彼の唯一の趣味は、自作の魔導板(スマホ)で書くネット小説。
だが、その平穏は「冷徹な軍人」として恐れられる帝国第一皇子、エドワードの侵攻によって破られる――はずだった。
「……続きだ! 料理人のレン! 彼は毒殺を阻止できるのか!? 答えてくれ!」
攻め込んできたはずの皇子は、売店で見つけたレンの小説にどハマりした重度の活字中毒者(オタク)だった!?
「作者を殺すなど人類の損失だ。全軍撤退!」
こうして、レンの「執筆による防衛線」が幕を開ける。
帝国皇子にリリアーヌ姫、さらには敵国までもが「続き」を求めて押し寄せる、執筆地獄のスローライフが今始まる!