あらすじ

「俺の勤務が、来月で終わる」 「……館長の?」 王立図書館で働く司書のリタは、ある日突然、上司である図書館長ミハイルが辞職することを知る。 さらに彼は、戸惑うリタへ静かに求婚を告げた。 時折思い浮かぶ、前世の記憶。 前世でも今世でも、恋愛らしい出来事なんてほとんどなかった。 戸惑いながらも、長年片思いしていた彼への想いを胸に、リタはその申し出を受け入れる。 けれど、結婚生活は甘いだけではない。 ミハイルの兄の妻・ローラの存在。 貴族と平民の結婚。 そして、結婚したはずなのに、どこか距離を測るような夫。 ある日、聞いてしまった“ある女性”の名前。 自分は、誰かの代わりなのではないか――。 自己肯定感が低く、おとなしいリタ。 それでも彼女は、勇気を持って夫と同じ景色を見ることを決意する。 これは、同じ時間を重ねながら、 不器用な二人が少しずつ“夫婦”になっていく物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/22
  • 現在の作品王立図書館長が突然辞職することになったのですが、なぜか部下の私に求婚してきました