あらすじ

過労の末に事故死した元社畜・佐伯冬馬は、目を覚ますと異世界で魔族の王――魔王になっていた。 しかし任された国は、難民の受け入れ、疫病の爪痕、食糧不足、財政難を抱えた破綻寸前の魔王国。 せめてチート魔法で何とかできるかと思いきや、冬馬の魔法は制御不能。 試しに唱えたファイアーボールは、ライターどころか天井を焦がす火柱になる始末だった。 そんな冬馬が最初に目をつけたのは、戦争孤児を抱える教会のぬかるみ。 汚れた水、泥だらけの石畳、水を運ぶ子供たち。 そこには、排水不良から広がる疫病の危険が潜んでいた。 玉座に座って命じるだけでは、国の足元にある問題は見えてこない。 冬馬は黒猫の姿をした“生ける歴史書”セナや、癖の強い仲間たちとともに現場へ向かう。 排水を整え、衛生を改善し、難民の職能を拾い上げ、職人たちと新しい仕組みを作っていく。 派手な魔法ではなく、現場を見る目と段取りで国を救う。 元社畜の転生魔王による、異世界インフラ再建ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/05/22
  • 現在の作品転生魔王、国を救うにはチート魔法より排水工事のほうが良さそうです 〜現場から始める魔王国再建記〜