あらすじ
魔力値ゼロ。それが旭谷 環の全てを物語っていた。
クラスでも目立たない、完璧なモブ。そんな私が、ある夜いつもとは違う路地に足を踏み入れたのは——なぜだかわからない。
気づいたら目の前には化け物。そして頭の中に響く、低い声。
「俺が力を貸す。刀を取れ」
気づいたら化け物を倒していた。
翌日、国家機関に半強制的に廻士として登録された私。そして告げられた言葉に、周りの廻士たちが顔色を変えた。
「……五ノ位です」
封禁されていたはずの最強の刀霊が、なぜ魔力ゼロの私を選んだのか。
あの声は、まだ何も教えてくれない。