あらすじ

「○○PVを超えました」 WEB小説の世界では、そうした報告をよく目にする。 10,000PV。 100,000PV。 1,000,000PV。 数字だけを見れば、すごい。 けれど、そのPVがどのように積み上がったのかまでは、総PVだけでは分からない。 最初の数話だけで大きく読まれ、その後は急激に読者が離れていく作品もある。 入口には人が来た。 けれど、奥まで進んだ人はどれくらいいたのか。 PVは嘘をつかない。 だが、すべてを語るわけでもない。 そして、読者が離れていく数字を見続ければ、作者が作品を途中で止めたくなる気持ちも分からないではない。 反応は、書き手にとって燃料だからだ。 それでも、読者としては思う。 どういう形であっても、物語は終わらせてほしい。 数字に引かれる自分。 数字の中身を冷めた目で見る自分。 エタる作品を責めきれない自分。 それでも完結を願ってしまう自分。 WEB小説のPVと、連載が止まることについて考えた創作エッセイ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/22
  • 現在の作品【エッセイ】PVは嘘をつかない。でも、全部は語らない。