あらすじ
公爵家の次男庶子として異世界転生。
6歳の時に、魔力量が少なくて追放された。
家から出る時に正妻の命令で、門番の兵士に殺され掛かった。
魔法で反撃したい。
魔法を使うために魔法精霊を呼び出したところで、後頭部を殴られ、前世の記憶が戻る。
魔法精霊を見た瞬間、完全に前世を思い出した『お前かよ! この糞、青イルカ!』。
青イルカからは超絶使えない気配が漂っている。
柔道のカメの姿勢を取って、イライラの余り、「お前を消す方法!」と叫んだ俺は普通の反応だ。
青イルカは消えて、俺の目の前には半透明のJIS規格106キーボード。
これが使えるってことはプログラムが使えるってことの証拠。
だって、魔法呪文は『点火』、『種火』、『着火』どれだって可能。
ただし、短いと挙動が怪しくなる。
だからと言って、長過ぎるのも駄目。
最悪は失敗する。
だが、次も同じ呪文で失敗するとは限らない。
要するにAIプロンプト。
どんな種類の言語も受け付ける。
それならプログラムだって受け付けるはずだ。
この世界の神はAIを参考にしてこの魔法システムを設計したらしい。
とりあえず『printf("\a");』。
これはビープ音という音を鳴らすプログラム。
兵士の注意がそれるなり、音を聞いて誰か駆け付れば助かる。
結果は成功。
ここに俺のプログラム魔法による無双人生が始まった。