あらすじ
主人公になりたかった。
厨二病を引きずったまま大人になった青年、
双葉檄哲《ふたば げきてつ》は、
ある日、助けを求める少女を庇い、
命を落としてしまう。
彼の最期を見届けたのは、
ずっと頭の中にいた
イマジナリーフレンド――“セカイ”。
しかし次に目を覚ました時、
セカイは異世界で“実体”を持って存在していた。
声だけだったはずの自分。
存在するはずのなかった体。
そして行方のわからない親友。
「アイツは俺がいねぇとダメなんだ」
これは、
偽物だった俺たちが、
本物になるまでの物語。