あらすじ
大学の友人・飛河 真紀(ひかわまき)から、ストーカーに悩まされていると相談を受けた高良 出子(たからいずこ)。だが彼女は話を上の空で聞き流してしまう。後日、安眠を貪る出子の目を醒ましたのは真紀が殺害されたというニュースだった。
あまりのショックと罪悪感から、せめてストーカーの正体を突き止めるべく真紀の殺害遺棄現場へと向かおうとする出子。ところが出子の妹・有加(ありか)は激しく止める。有加には昔から霊的な力が備わっており、真紀は死の直前に全てを怨み、何かに呪いをかけたというのだ。亡くなった現場へ行けば必ず呪いをもらってしまう、と。
霊的感覚の全く無い出子は有加の話を信用せず現場へと急いだ。寒々しいそこには、まるで血を吸ったように真っ赤な色をした月が異様に輝いていた。
そしてこの夜から、出子と有加の周りに真紀の呪いが現れ始める……。