あらすじ
「魔法が理(ルール)なら、物理は絶対だ」
魔力ゼロの“無色”と蔑まれた王子が、現代物理学の牙で帝国(異世界)を射抜く!
猫耳を持つ獣人たちが、魔法を唯一の秩序として生きる世界。
エルウィン王国の第四王子として転生したリーンは、魔力を持たぬ「無色の忌み子」として疎まれていた。だが、彼には前世の科学知識と、空間内の物理法則を自在に書き換える権能**【支配空間(Rule space)】**があった。
しかし、平和な日常は「空からの侵略」によって瓦解する。
突如として時空を超え、編隊を組んだまま転移してきた米軍爆撃機『B-29』。
魔法を無効化する異能の兵士たち(アメリカ軍人)を懐柔したウルク帝国は、圧倒的な火器と戦略爆撃によって、魔法文明を蹂躙し始めた。
「空を飛ぶ鉄の塊が、母さんの命を奪ったのか――」
王都は陥落し、最愛の母を失ったリーンは、髪を染め**「リンネ」**と名を変えて亡国なった故郷を離れ隣国へと逃れる。
待ち受けるのは、現代兵器を量産し、原子爆弾すらその手に握る「黒竜将軍」ダニエル・ノートン。
重力、電磁力、分子結合。
全ての理を定義し直す「ルールスペース」は、人類が誇る最強兵器に打ち勝てるのか?
猫耳の王子と銀色の死神――異世界の理を懸けた、極限の物理ファンタジー戦記が幕を開ける!
※本作の挿絵は、画像生成AIを使用して作成したイラストを使用しています。