あらすじ
世界は、まだ海と空の境すら曖昧だった――。
そんな混沌の時代。
若き二柱の神、伊邪那岐と伊邪那美は、突然「世界を創れ」と命じられる。
軽口を叩き合い、喧嘩し、恋をして。
二人は海をかき混ぜ、国を生み、神を生み、だんだんとこの世界を形作っていく。
「俺たちなら、この世界を幸せにできる」
「俺ら、神だろ?」
そう信じていた。
だが、創造には、痛みが伴うもの…。
これは、『古事記』をベースに描く、日本創世の物語。
――不器用な男神と、まっすぐな女神。
愛から始まり、喪失へ至る、神話という名の人間ドラマ。
※古事記を知らなくても楽しめます