あらすじ
ただ勉強ができるというだけで名門大の医学部に入学し、ひたすら勉学とバイトに明け暮れていた24歳医学生の本草修(ホンゾウ オサム)。
しかし彼は過酷な日々の末、国家試験直前で過労死してしまう。
目が覚めると、そこは剣と魔法の中世ファンタジー世界。
「今度こそ、何にも縛られず平穏に生きたい——」
そう願うオサムだったが、異世界の「治癒魔法」には致命的な欠陥があった。
魔法で治せるのはケガや部分的な感染だけ。ウイルス・細菌・寄生虫などの感染症やがんは、治せないどころか、逆に悪化してしまうのだ!
魔法を使えないオサムは、手洗い・煮沸消毒から始まり、抗生物質の精製や外科手術に至るまで、自身が教科書や講義・実習で学んだ【現代医学の知識】を駆使して次々と患者を救っていく。
「あの、先生……もっと触って(触診して)くれませんか?」
「先生の神の医術、一生お傍でお仕えします!」
「ちょっと、こいつは私が最初に見つけたのよ!?」
真面目に治療しているだけなのに、凛々しい女騎士やエルフの姫からはエッチな求愛行動だと勘違いされて溺愛され、可愛い男の娘には崇拝され、ネコ娘には女房面され……!?
平穏を望むオサムの願いとは裏腹に、その圧倒的な治療技術は世界を揺るがすパンデミックへと彼を導いていく。
現役医学生の「圧倒的な知識と解像度」(自称)で描かれる、本格「医療×異世界」ファンタジー開幕!